もともとは新年にご先祖様を祀る「御霊祭」の為にお供え物を用意し、年の暮れに本家に持ち寄る行事のことでした。そこから年末に帰省できない子供や遠方に住む親戚が、お正月にご先祖様・神様を迎えるためにお供え物や祝い肴を本家に贈るようになりました。その後、お世話になった人に贈り物をする習慣へと変わり、今の「お歳暮」の形になったと言われています。
お歳暮を贈る時期は、地域や贈る物の内容によって多少ずれるため注意が必要です。関東地方は11月中頃から12月20日頃、関西以西は11月末頃から12月20日頃とされていますが、最近では関東地方の期間に贈ることが多くなっています。お正月の生鮮食品を送る場合は、遅めの方が親切ですが年末の忙しい時期に届くと先様のご迷惑にもつながるため、25日頃までには届くように贈りましょう。
1月7日まで届けることが可能なら、「御年賀」として贈ります。それ以降に届ける場合は、「寒中御見舞」や「寒中御伺」として、遅くとも2月4日頃までには届くようにしましょう。また、目上の方へ贈る場合は「寒中御伺」と書くとより思いが伝わります。
御歳暮には、日頃の感謝の気持ちを表す意味がありますので、贈り主、先様のいずれかが喪中であっても差し支えはありません。ただ四十九日を過ぎていない場合や、先様が気落ちされていると感じたら、時期をずらし「寒中御見舞」や無地のしで贈るとよいでしょう。
先様の家族構成や年齢、好きな物などを知っておくとよいでしょう。一度贈って喜ばれた物なら、毎年同じ物を贈るというのもひとつの手です。また、贈った物の種類や金額を記録しておけば、次回に役立ちます。
御歳暮が届いた場合は、届いた後に速やかに電話か手紙でお礼の気持ちを伝えましょう。お返しをして感謝を表したい場合は、同程度の品物を「御年賀」として贈りましょう。
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内祝の意味とは?
内祝いとは本来、身内でするお祝いの意味で、結婚や出産などのお祝いがあった時に、身内の家々に、報告とともに喜びのおすそ分けを送るという風習ですが、現在では、お祝いをいただいた方へのお返しとして内祝いを送ることが一般的になっています。新しく加わった赤ちゃんを紹介という意味でも、家族にとって大切なお返しものです。
お中元、お歳暮 喪中の時はどううするの?
お中元、お歳暮は御祝いでないので、贈り主、先様のいずれかが喪中であっても、差し支えはありません。ただ四十九日を過ぎていない場合や、先様が気落ちされていると感じたら、時期をずらして「暑中御見舞」「寒中御見舞」または「忌中御見舞」や無地のしで贈るとよいでしょう。
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